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業界待望の 「展示会産業の議員連盟」 が発足!

 

国会議員25名が 「展示会 議員連盟」 を結成

総理補佐官 木村太郎 衆議院議員が、会長に就任

「展示会立国 日本」 へ大きく前進!

 3月27日(木)午後3時半、永田町の自由民主党本部において、「自由民主党 展示会産業 議員連盟」の設立総会が開催されました。
 日展協の石積会長は、この日を感慨深い気持ちで迎えました。
 なぜなら石積会長は、すでに10年前から、「資源の無い日本が世界経済の中で生き残るためには、世界中から人、物、情報がどこよりも多く集まる国にならなければならない。そのためには、日本こそ大規模な展示会がどこの国よりも数多く開催される『展示会立国』にならねばならない」という強い信念のもと、その実現のために、ありとあらゆる活動を行ってきたからです。主な活動だけでも、@展示会の重要性を世に問うために、初の著書「正直者はバカをみない」を刊行し、A中央官庁、地方自治体、経済団体などで100回以上もの講演を行い、B2千人以上に上る政治家、官僚、経済界のリーダーたちに直接、展示会の重要性を訴え、Cのべ3万人以上の有識者を展示会場に招き、その意義を体感してもらってきました。
 このような10年に及ぶ努力が背景にあったからこそ、今回の議員連盟設立は、彼を感慨深い気持ちにさせたのです。

 

発起人代表 木村会長が

「展示会産業を、国を挙げて推進する!」 と挨拶

 議員連盟の事務局長を務める笹川博義衆議院議員が設立総会の開会を宣言し、続いて発起人を代表し、議員連盟の会長を務める内閣総理大臣補佐官の木村太郎衆議院議員が挨拶に立ちました。
「私自身、石積会長から招かれ、ここ最近、いくつかの展示会を実際に訪れてまいりました。そして、展示会がもたらす、産業活性化の力、経済効果の大きさなどを実感し、展示会の重要性への認識を深めてまいりました。
一方、世界各国と比べ、展示会場の規模や数が大きく不足しているということにより、展示会産業の発展が十分ではないという現実を知りました。私が補佐官として支えている安倍総理も昨年、国会で「我が国にも大規模な見本市会場が必要だ」と答弁されています。私は、展示会産業は成長戦略の強力な推進力になると確信しております。その理由から、国会議員として展示会産業の発展にぜひ力になりたいと、この度、議員連盟を正式に発足したいと考えた次第です。ぜひご理解とご賛同を賜りたいと存じます。」と述べました。
なお、参加した国会議員約25名と経済産業省幹部に配布された設立趣意書は、以下の通りです。

 

 

自由民主党 展示会産業 議員連盟 設立趣意書

 

 展示会(国際見本市)は、企業に売り上げ拡大、技術革新、業界動向把握等の機会を与え、各産業界を活性化する。また、開催都市には毎年、国外から多数のビジネス客が訪れるため、その産業における世界の中心地になりうるとともに、大きな経済的波及効果をもたらすことが期待できる。
 また我が国では、日本の魅力の事業展開をし、新興国等の盛んな海外需要を獲得し、日本の経済成長につなげるクールジャパン政策(自民党J.ファイル 2013)を推進しており、大規模展示会場の建設を促進する事はクールジャパン政策を推進する上で必要不可欠な要素である。

 安倍総理も国会において「成長戦略のためにも大規模な展示会場が必要」と表明されている。また、訪日外国人旅行者は1,000万人を達成し、今後2,000万人を目指すビジット ジャパン事業にも取り組んでいる。これらの観点からも、展示会は、我が国産業の魅力を積極的に国内外の関係者に情報発信をする場でもあることから、重要な役割を果たすものである。

 このように、展示会事業は多方面にわたって大きな波及効果をもたらすため、欧米を始め、中国、韓国、シンガポールなどのアジア各国をはじめ最近ではロシア、インド、ブラジルなど経済新興国に至るまで、文字通り世界各国が展示会を経済活性化策として重要視し、大規模展示会場の建設と各種展示会の開催に力を注いでいる。
 一方、我が国では、様々な理由から大規模な展示会場の建設が世界から大きく遅れるに至った。今や展示可能面積20〜30万u規模の展示会場の建設が世界的に進められている中、日本最大の東京ビッグサイト(展示可能面積8万u)でさえも、世界の71番目にしかすぎないほど、我が国の展示会場は総じて世界に比べ圧倒的に規模が小さい。その結果、展示会・見本市の出展面積の増加率はアジア・太平洋地域主要国で唯一マイナスとなっているのが現状である。
 そのため我が国では、新しい展示会の立ち上げや既存の展示会の拡大が著しく困難になり「巨大な機会損失」を引き起こしている状態である。

 我々は展示会の重要性を深く認識し、それを国民に向かって広く発信し、我が国の展示会産業を育成する様々な対策を立案、実行していかねばならない。
 資源の貧しい我が国が今後も持続的な成長を遂げていくためには、世界中から人、モノ、情報が集まる国にならなければならない。我々は、そのための最短の近道こそ、「展示会立国 日本」を実現することであると信ずる。

 我が国の展示会産業の競争力を強化して、その発展を図り、我が国の貿易振興と経済の発展に尽くすことを目的とし、本議員連盟を設立する。

日展協 石積会長が 祝意と期待を表明

 続いて、展示会産業を代表して、日本展示会協会 石積会長が登壇し、議員連盟設立に寄せて、次のようにお祝いと期待の言葉を述べました。

  「ご存じの通り、近年、欧米はもちろん中国、韓国などのアジア各国は、展示会を「経済活性化、自国訪問客の増加、宿泊・交通などの直接経済効果の創出……等」の最有力戦略として位置づけ、展示会産業の育成を強力に推進しております。展示会産業の発展には、法整備や各種助成、人材育成……等、様々な方策が必要です。しかしながら「会場がなければ展示会は開催できない」という必然的な特徴ゆえに、世界各国は展示会産業育成のために、まず何よりも先に、大規模な展示会場の新設、増設に力を注いでおります。その結果、我が日本は世界に比べて年々地位が低下しており、日本最大の東京ビッグサイトでさえ、現在、規模において世界71位にまで落ちております。
また、会場不足のため、立ち上げることのできない展示会や、出展をお断りする展示会も続出しており、日本の産業界および日本国民にとって、大きな機会損失を招いております。
このような状況の中、25名もの自民党の国会議員の先生方が、展示会産業の育成を重要視し、この危機的状況を解決しようと立ち上がってくださいました。そのことに対し、私ども日本展示会協会の会員297社は、深い感謝と感動を覚えております。ぜひ、「展示会立国 日本」の実現に向かって、様々な政策を、具体的に、かつスピード感を持って推進してくださいますよう、心よりご期待申し上げる次第です。
最後に、私ども日本展示会協会も、先生方の志に応え、展示会産業を発展させるために、出来る限りのご協力を惜しまないことをお約束申し上げます。」

「展示会産業 議員連盟」 の名称に 強く賛同

「この議連は 強力に推進してくれる」 と確信

 さらに石積会長は、次の通り極めて重要なことを述べました。「何よりもすばらしいのは、議員連盟の名称に『展示会産業』という言葉を明確に入れたことです。例えば最近よく使われる『MICE産業』や『コンベンション産業』という名称にしてしまったら、それが網羅する範囲があまりに広くなり、『展示会産業を発展させる』という明確な目的が薄まりがちになります。その結果、展示会産業が抱える課題も対策もあいまいになり、結局、大きく発展させられないという例が、日本中で、そして世界各国でも起きていると聞いております。
その観点から、この名称は極めて直接的で意義のある名称だと感じました。そして、日本の展示会産業を発展させる大きな力になると確信しました。議員の皆様の見識に敬意を表したいと思います。」

 

 

 

経済産業省 商務情報政策局 審議官 大橋氏が

展示会産業の現状を説明

  続いて、経済産業省 商務情報政策局 審議官 大橋秀行氏が、我が国の展示会産業の現状を議員に説明しました。
その内容は、概略すると、以下の通りです。

@ 展示会産業の市場規模は、3,077億円であり、年間610件の展示会が開催され、年間の来場者総数は、1,504万人に上る
A 我が国の展示会が生み出す経済波及効果は、1兆1,848億円に上る
B 展示会の開催により、今後も外国企業の投資や観光客の増加が見込め、成長分野として極めて期待が大きい
C 展示会産業活性化のためのビジョンとして、「新しい産業分野の展示会の創出強化」「商談機能の更なる充実」「海外からの出展社、来場者の受け入れ体制の強化」「人材育成」「国際競争力の強化」「展示会統計の整備および認証スキームの普及」等を平成22年度に策定した

 また同時に、展示会産業の将来に大きな期待が集まっていることが報告されました。

 

笹川事務局長の司会のもと、参加議員から活発な意見が続出

 

 司会を務める笹川博義事務局長の進行で、設立趣意書、役員人事などの事務局案に対し、会場からは「異議なし!」という声が飛び交い、議事はスムーズに進行していきました。
その後、笹川事務局長は参加した議員に対し、展示会産業や今回の議連に関する意見を自由に述べてほしいと呼び掛けたところ、参加議員から議員連盟設立への賛同が相次ぎました。そのうち、いくつかを紹介させていただきます。

  • 現在のビッグサイトは、世界71番目であり、すでに世界の中で規模の小ささが目立っている。しかも、2020年にはオリンピックが開かれ、そのために東京ビッグサイトが使用できなくなる恐れがある。そんなことになれば、展示会で売り上げをあげている出展企業にとって、大きな打撃になる。したがって、今から展示会の増設や新設を考えないといけないと危機感を抱いている。

  • 日本全体、地域活性化のために展示会が果たす役割は極めて大きい。議員連盟の設立趣旨に深く賛同する。我が国の展示会産業の危機を早急に解決しなければならないと思う。

  • 九州などの地方経済の活性化のために、展示会は大きな貢献をしてくれると確信している。東京だけでなく、地方での展示会開催をもっと盛んにすべきだ。そのために、様々な対策を考えるべきだと思う。

展示会産業 議員連盟 薗浦幹事長が決意表明

「具体的な成果を出す!」

  最後に議員連盟の幹事長を務める薗浦(そのうら)健太郎衆議院議員が閉会の挨拶に立ち、次のように力強く述べました。
「今後、議員連盟では展示会関係者や自治体などからヒアリングを重ねる他、展示会の視察なども実施する予定。第2回では早速、日展協の石積会長を講師に招き、勉強会を実施したい。さらに、今後も参加議員を増やし議論を活発に行い、展示会産業の発展のために、具体的な議論を重ね、必ず成果を挙げたい。 
 例えば、今夏の2015年度予算概算要求に関連費用を盛り込めるよう、全力を尽くしたい。関係各位のご協力をお願い申し上げます。」

なお、その後調整が行われた結果、第2回の議員連盟の会合は、4月24日(木)午後4時から衆議院第二議員会館で開かれ、石積会長が講演を行う予定です。

現在、東京、横浜、群馬、名古屋、大阪、新潟、福岡、沖縄など、全国の自治体で、展示会場の増設・新設の検討が進んでいます。今回の議員連盟設立は、これら全国の自治体を強力に支援することになるものと、大きな期待が集まっているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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