石積会長が沖縄県 翁長知事と会談

日展協 石積会長が、翁長(おなが)知事に提言

まずは、5万uの会場建設を!

  前回の日展協ニュースで紹介したように、日展協の石積会長 (リード社 社長) は、3名の副会長とともに7月6日 (月) の10:00に千葉県庁を訪ね、森田知事あてに幕張メッセ拡張の要望書を提出しました。その直後、石積会長はすぐさま羽田空港へ向かい、沖縄に飛び立ちました。同日の夕刻、沖縄県の翁長(おなが)知事に会うためです。
  石積会長は2013年12月、沖縄県と本土の財界トップで構成される経済団体 「沖縄懇話会」 に招かれ、テレビが中継する中、1時間の講演を行いました (3頁写真参照)。その場で石積会長は 「沖縄経済の活性化と発展、その切り札は 『展示会都市 沖縄』 の実現だ。そのために、沖縄は大規模展示会場の建設を」 と強く訴えました。この講演をテレビで観た沖縄県の政治・行政、経済界、そして一般市民の中で、展示会の重要性と展示会場建設の機運が一気に高まりを見せ、その結果、沖縄県内の複数の市町村が会場建設誘致の集会を開き、 「我が町に会場建設を!」 と訴えました。
  その後、沖縄県は独自にMICE施設 [ MICEとはMeeting (会議) 、Incentive (報奨旅行) 、Convention (国際会議・学会) 、Exhibition (展示会・見本市) の頭文字をとった造語] の建設案をまとめ、建設地の選定を進めてきましたが、ついに今年5月22日、沖縄県本島の東海岸 (与那原町、西原町) に建設を行うと公式に発表しました。
  このように、沖縄県の会場建設の動きが重要な局面を迎える中、会場建設の最高意思決定者である翁長(おなが)知事と、日本展示会協会会長の石積が会談する運びとなったものです。

中途半端な規模では 今までと変わらない

思い切った決断で、変革と発展を!

  翁長知事は、 「アジア経済戦略構想」 を公約に掲げています。これは、沖縄がアジアと日本の懸け橋になり、各国・地域の経済成長を取り込み、沖縄を大きく発展させる構想です。知事は有識者による 「沖縄県アジア経済戦略構想策定委員会」 を組織し、具体的な政策立案を推進しています。
  そのような中、石積会長と翁長知事との会談には、 「沖縄県アジア経済戦略構想委員会」 を代表し、富川盛武会長 (沖縄国際大学教授) と安里昌利副会長 (沖縄県経営者協会会長、沖縄銀行会長) も同席。さらにこの会談はマスコミにも公開され、地元有力紙の記者も傍聴していました。この会談が沖縄県の経済政策決定に影響するものであることを、文字通り物語っている光景でした。
  そのような中、石積会長は翁長知事に対し、次のように明確に訴えました。要旨は以下の通りです。

  • 巨大な生産地や消費地でなくても、展示会都市になることが可能(例:アメリカのラスベガス)

  • 沖縄は中国、韓国、台湾や東南アジア諸国から地理的に近く、しかも観光・リゾート地として有名。したがって展示会都市として発展できる優位性がある

  • 沖縄が大発展を遂げるためには、経済インパクトが大きい大規模展示会を数多く開催する 「展示会都市」 を目指すべきだ

  • そのためには展示会場としての最低ラインである5万uが必要。これより小さな会場になれば、何百、何千社もの企業が出展し、何万人ものバイヤーが来場するような展示会が開催できず、3日間で何千人もが宿泊し、何十億もの経済効果を生み出すことが不可能になる。結果的に、小さな即売会や講演会、イベントなど、宿泊が生まれず経済効果が小さいものしか開催できず、沖縄発展のためのインパクトが小さすぎる。

  • 沖縄は今、岐路に立っている。沖縄の真の発展のために、ぜひ思い切った決断をすべきだ。

 

  知事は石積会長の説明に真剣に耳を傾けたあと、 「至極もっともなことで、全て納得がいった。ご提言を富川会長、安里副会長とともに、県で真剣に検討する。今後もいろいろとアドバイスをお願いしたい」 と述べ、東京からの強行軍で沖縄を訪れた石積会長に謝意を表しました。

  会談の後、石積会長は慌ただしく東京への帰途に就き、飛行機の中で、 「過去30年近く、世界中の都市が、展示会によって発展を遂げてきた事例をたくさん見てきたから確信がある。 『展示会都市 沖縄』 構想は、沖縄発展の新たな軸になり、沖縄を活性化し、発展させることは間違いない」 と、会談を振り返っていました。

石積会長が講演で 「沖縄は理想的!」 と強調

テレビ放映で、沖縄中から賛同の声

  冒頭紹介した通り、約1年半前、沖縄県と本土の財界トップで構成される経済団体 「沖縄懇話会」 に招かれ、石積会長が講演しました。下の写真はその時の様子です。
  この日がスタートとなり、沖縄中に 「展示会場が必要」 との声が高まりました。そして今回、翁長知事と石積会長の会談が実現し、 「展示会都市 沖縄」 の実現に向け、いよいよ最終局面に入ったわけです。今後の沖縄の動向が見逃せません。

お問い合わせ:  一般社団法人 日本展示会協会 国内広報委員会 TEL: 03-3518-2640 

▲このページのトップに戻る