標記ガイドラインについては、去る8月21日に改訂版を公表いたしました。

この度、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長より「11月末までの催物の開催制限等について」の通知により、徹底した感染防止対策の下で安全な展示会を開催する場合において制限の一部が緩和されることとなります。

日本展示会協会においては経済産業省ともご相談の上、標記ガイドラインの第二次改訂を行いましたので、以下のとおりお知らせいたします。

今回の制限緩和において、展示会及びセミナーなどの関連イベントは収容率・上限人数の緩和により参加者数を増加させることができるようになります。

展示会業界ガイドラインでは主に下記の項目について改訂になっております。

－主催者及び会場がガイドラインを遵守し開催する旨ホームページ等で公表する
－セミナー等における聴講者間距離について、従来は「前後1メートル、左右は1名分の間隔を確保する」としていたものを「規模、利用目的、場所の密閉度を考慮し適切な身体的距離を保つよう努める」に制限を緩和
－展示会参加者全員のマスク着用を担保するために主催者がマスクを持参しない人に配布する
－会場内で大声を出す人を注意する体制を整備する
－交通機関や飲食店の分散利用を促す
－出展者が試食を行う展示会においては、試食を行うすべての出展者がガイドラインP13「飲食店・売店・休憩所・ラウンジにて行う対策」を遵守すること等緩和に伴うリスク軽減措置が加えられており、これらの措置を行わない場合は緩和の対象にはなりませんのでご注意ください。

今後の感染状況や新たな知見が得られる等の状況に応じ、今回、通知のあった取扱いに変更があり得ることも留意しながら、お知らせしましたガイドラインをご参照の上、全ての展示会が安全に開催できるよう、ご協力の程よろしくお願いいたします。

※「展示会業界におけるCOVID-19感染拡大予防ガイドライン」第二次改訂版

 （一社）日本展示会協会
安全問題検討WG グループリーダー（理事）
梶原　靖志