~展示会産業の未来に向けた国際的な意見交換を実施~
2025年5月22日(木)、世界展示会連盟(UFI)代表団が来日し、日本展示会協会(日展協)とともに東京ビッグサイトおよび経済産業省を訪問しました。
今回の来日は、国際的な展示会業界の現状と未来について意見を交わす貴重な機会となりました。
UFI代表団として来日したのは、以下の4名です:
• Chris Skeith OBE(UFI CEO)
• Mark Cochrane(アジア太平洋代表)
• D.K. Lee(韓国COEX 特別相談役)
• Pam Pan(BSG)
日本展示会協会からは、会長、副会長をはじめとする国際交流委員会のメンバー計6名が参加し、活発な意見交換を行いました。

(東京ビッグサイトにて)
UFI CEOからのメッセージ
Chris Skeith CEOは、「展示会はパンデミック後、力強い回復を見せており、今後はAIやデジタル技術を活用してさらなる進化が求められる。日本市場は非常に重要であり、統計データの整備や展示会場の拡充は業界の発展に不可欠である」と述べました。
また、今後は日展協との連携をさらに強化し、展示会業界に関するデータや最新情報の共有、定期的な対話の機会を積極的に設けていく意向が示されました。

(経済産業省にて)
【6月4日は「世界展示会の日」】
~展示会がもたらす可能性を世界とともに考える日~
UFIが提唱する「Global Exhibitions Day(世界展示会の日)」は、今年で第10回目を迎えます。今年の開催日は6月4日(火)
テーマは:
“Exhibitions unleash potential(展示会には、可能性を解き放つ力がある)”
このテーマのもと、展示会が持つ力について、以下の4つの観点からメッセージが発信されています。
1. コラボレーションを促進する場
異業種・異分野の交流を促し、新たなビジネスやアイデアを創出するきっかけに。
2. 才能を発見し、成長を支援する場
隠れた才能や個人の能力を発揮・成長させるチャンスを提供。
3. 企業と地域・社会をつなぐ場
地域経済の活性化、さらには国家の社会・経済発展への貢献。
4. 支援者やネットワークを広げる場
ブランドの認知拡大とともに、継続的な支援者・パートナーとの出会いを創出。
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今後の方針:国際交流と情報共有をさらに推進
日本展示会協会は、今後も国際交流活動の一環として海外団体との積極的な情報交換と連携強化を図ってまいります。展示会産業のさらなる発展に向けて、グローバルな視点を持ちながら、情報の収集・共有を継続して推進していく所存です。
(日本展示会協会 国際交流委員会)