お知らせ 2026.11.04

日展協 韓国出張報告書(AKEI/COEX/KINTEX)

このエントリーをはてなブックマークに追加
日本展示会協会は、2026年10月14日~15日韓国出張(AKEI/COEX/KINTEX訪問)を行いました。

期間:2026年10月14日~15日
場所:韓国・ソウル
参加者:堀 正人   日展協会長
森嶋 勝利  株式会社イノベント執行役員
クリストファー・イブ  国際交流委員会委員長
小原暁子  国際交流委員会副委員長
SeKyoo Oh(オ・セギュ) Managing Director, Informa Markets Korea
(14日夜~15日)

活動報告
通訳はJEXAが手配した。

●AKEI(韓国展示会産業協会)訪問
面談者:AKEI展示会戦略チーム責任者Ms.スー・キム理事及びスタッフ5名
・韓国経産省管轄の第3セクター的存在で、展示会産業の今後に関する政策提言を含め、業界の要として機能。
・政府からの助成金と自主事業で運営(職員約40名)。
・会員は約80社、うち主催は29社。会員にはKOTRA、KITAも含まれている。
・政府から統計調査事業及び戦略分野への出展者への助成がある。
・自主事業としての展示会認証では、各認証に応じて政府から展示会主催団体への助成金があり、認証申込のインセンティブとなる(海外バイヤー招聘費用等)。認証の内容はUFIと同等。
・無料の人材育成セミナーを活発に開催している(別途補助金あり)
・展示会主催者協会はAKEIとは別に存在する。MICE協会とは連携するも政府の管轄省庁が異なる(日本と同様)
・展示会場は新設の段階から1期・2期・3期での面積拡張が織り込まれて計画されている。
・韓国では中央・各地の政府機関と業界が一体となり、「展示会場が不足であれば会場建設や拡張をしていく」という自然な流れで実現していく。

●COEX訪問
面談者:常務理事のスティーブン D.U. キム氏及びチーム
・会場面積は40,000平米、ソウルの中心地にあり、理想的な展示会場となっている
・デジタルサイネージなど、主催者にとっての便益を最大限に考慮、常に設備に投資を続けている
・業界人材養成にむけたセミナーも各種実施
・偶然にCOEXの代表取締役社長CEOでありAKEIの会長でもあるチョ・サンヒョン博士と出会い、堀会長と名刺交換を行う。

●KINTEX訪問
面談者:展示企画・マーケティングチーム クラウディア・チョイ上級副マネージャー
グローバルビジネスチーム ローザ・マ上級マネージャー
・韓国最大規模の展示会場。現在の会場面積は10万8千平米、さらに拡大の予定
・2030年までに韓国の展示会場の総合系面積は600,000平米となる見込み(日本は450,000平米)
・COEX、KINTEXともに積極的に自主主催事業を展開。KITA、KOTRAと密接に連携している。同日主催のK-Beauty(3ホール3万㎡規模)および泌尿器カンファレンスを見学した。

●まとめ
・韓国は展示会産業への投資価値が共有認識となっており、文化と経済を結びつける街の中心の一部となっている。結果、会場内外の巨大サイネージも展示会だけでなく一般企業も投資する価値のあるものとなっている。
・新しい展示会場は、それ以外の用途(大企業の記者発表等)にも耐える美観。
・「日本では韓国と同じことができていないのはなぜ?」を再考し痛感する機会となった。
AKEI:女性パワーが顕著

AKEI:女性パワーが顕著

COEX:会場内のカフェやサイネージがオシャレ・そこに...

COEX:会場内のカフェやサイネージがオシャレ・そこにいるのが心地いい空間

KINTEX:会場表示はすべて巨大サイネージで看板作成...

KINTEX:会場表示はすべて巨大サイネージで看板作成不要。COEXも同様。