広報委員会 2026.10.19

展示会にキュンです♡ Vol.17

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展示会にキュンです♡ Vol.17 新しいテーマを、リアルな出会いの場に。初開催「食品物流&3PL総合展」に挑む吉田さん

2026年9月30日(水)〜10月2日(金)、東京ビッグサイトで初開催された「食品物流&3PL総合展 2026」。
今回お話を伺ったのは、株式会社イノベントで本展のフロントを担当する吉田さんです。
出展者の募集からセミナー登壇者の募集、会場内の企画、来場者プロモーションまで、展示会運営の幅広い業務に携わる吉田さん。初開催の展示会を担当することになった背景や、新しい領域に挑戦する面白さ、そして“リアルな展示会だからこその価値”について伺いました。
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初開催展の「フロント」として、展示会全体に携わる
「担当しているのは、本当に展示会全般です」
そう話す吉田さん。
出展企業を集めるところから、セミナー登壇者の募集、会場内を回遊してもらうための企画、来場者誘致のためのプロモーションまで、その仕事は多岐にわたります。
初めて展示会のフロントを担当する今回は、上長と相談しながら、会場内の導線や出展者・来場者の満足度を高めるための取り組みをチームで進めてきました。
その一つとして今回初めて実施されたのが「交流会」です。
「ブース出展だけだと、どうしても『この商品があります』『導入しませんか』という話が中心になります。でも交流会であれば、食品物流業界が抱えている課題について出展者と来場者という垣根を超えて広く話していただくことができます」
また、「食品物流&3PL総合展」は一般社団法人日本3PL協会と株式会社イノベントによる共同主催。吉田さんも協会と定期的に進捗を共有し、協会員企業への展示会の説明など、出展に向けた調整に携わっています。
食品業界から物流へ。新しいテーマへの挑戦
吉田さんはこれまで、「FOOD STYLE JAPAN」や「ラーメン産業展」など、食品業界の展示会を担当してきました。
FOOD STYLE JAPANは、食品メーカーとスーパーや飲食店などのバイヤーをつなぎ、仕入れや販路開拓につなげる展示会です。
その中で見えてきたのが、「物流」という課題でした。
どれだけ良い商品があり、商談が進んでも、物流コストや輸送条件がネックとなり、話がまとまらないことがある。
そこで、FOOD STYLE JAPANで培ってきた食品業界との接点を生かしながら、物流に関する課題を解決できる場所をつくれないか。そうした背景から、上司を中心に「食品物流&3PL総合展」の構想が進んでいきました。
吉田さんが展示会に魅力を感じる理由の一つが、「課題を持つ人と、解決策を持つ人をつなげられること」です。
「課題があることは分かっている。でも、どうすればいいか分からない。そういう人が展示会に来ることで、解決のヒントを見つけたり、今までつながっていなかった人や企業と出会 えたりする。そこが展示会の良さだと思います」
そうした思いから立ち上げにあたって誰がフロントを担当するのかという話になった際、吉田さんは自ら手を挙げます。
「せっかくチャンスがあるなら、やりたいと思って立候補しました」
もともと食品業界を担当していた吉田さんにとって、物流は新しい領域。
「最初は本当に、物流ってよく分からない、というところからスタートしました」
実際に冷凍・冷蔵倉庫の見学にも参加し、自分の目で物流の現場を見ることで理解を深めていったといいます。
「キーワードとして勉強するのと、実際に見て、肌で感じるのでは全然違いました」
オフラインならではの魅力を日頃の営業活動でも体感しているとのことです。
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展示会にキュン♡な瞬間――成果を直接感じられる
吉田さんに「展示会の好きなところ」を聞くと、こんな答えが返ってきました。
「出展者さんと一斉に会えるのは、やっぱり楽しいですね。成果が目に見えるというか、直接フィードバックをいただけるので」
「良かったよ」という声もあれば、改善点について厳しい意見をもらうこともある。
それでも、その声を直接聞けるからこそ、自分たちがやってきたことの成果や、次に改善すべきことが見えてきます。
「この仕事って役に立っているのかな、と思うことはあまりないですね」
展示会の仕事を通じて生まれる人との縁も、印象に残っていることの一つです。
FOOD STYLE JAPANを担当していた頃には、地方の醤油メーカーを訪問し、昔ながらの製法で醤油をつくる蔵の中まで見学させてもらったことも。
「仕事をしていたからこそ見せていただけた場所ですし、すごく素敵な縁だなと思います」
成果が目に見え、人とのつながりも生まれる。
そんな“直接感じられること”が、吉田さんにとっての展示会にキュン♡な瞬間です。
AIの時代だからこそ、「人と人が五感で感じる場」を
実は吉田さん自身、現在の会社へ入社する前は「展示会」という言葉自体をほとんど知らなかったといいます。
それでも実際に仕事を始めてみると、成果が目に見え、お客様の声を直接聞くことができ、来場者が集まる様子までその場で感じられる。
「すごくダイナミックな仕事だと思います」
そして、オンライン化やAIの活用が進んでいくこれからの時代について、吉田さんはこう話します。
「AIだったり、オンライン化が当たり前になっていく時代だからこそ、直接会って、人と人が五感で感じられる場を提供する価値は、残り続けるんじゃないかなと思っています」
オンラインで多くの情報を得られるようになっても、その場で見て、聞いて、話し、偶然新しい人や企業と出会う体験は、リアルな場だからこそ生まれるもの。
課題を持つ人と、その解決策を持つ人が出会う。
そんな場をつくることが、吉田さんの感じる展示会の魅力なのかもしれません。
〖編集後記〗広報委員会・加藤
今回のお話で印象に残ったのは、「課題があるけれど、どうすればいいか分からない人に、解決のヒントを与えられる」という吉田さんの言葉でした。
食品業界から物流という新しい領域へ。実際の現場に足を運び、人と会いながら理解を深めていく姿勢が、初開催の展示会を支えています。
また、「AIやオンラインの時代だからこそ、人と人が五感で感じる場には価値がある」という言葉も印象的でした。
改めて、リアルな展示会ならではの魅力に“キュン♡”とした取材でした。