人材育成委員会は「ここでしか聞けないシリーズ第4弾」として8月7日(金)、大手町三井カンファレンスRoomにて、「展示会の価値を問い直す!思考力を高めるクリティカル・シンキング体験」と懇親会を開催しました。
当日は堀正人会長による基調講演と、アシスト・ジャパン株式会社 取締役CCO/グロービス経営大学院 准教授 平山宗隆山氏によるワークショップが行われ、参加者が展示会の社会的価値を改めて知り、さらなる可能性を語り合う場となりました。
冒頭、堀会長は、「展示会は産業や地域を活性化させる社会インフラである」とし、レンガ積み職人の寓話を例に、産業や地域の未来を創り出すという視点で展示会に携わることの重要性を強調しました。展示会は企業や製品に直接触れて、人と人との信頼関係を築く場であり、新産業の創出や地域経済の活性化を促す“触媒(カタリスト)”として大きな役割を果たしていると語りました。
また、AIや半導体、GXなどの成長分野の発展を支えるプラットフォームとしての在り方に触れるとともに、AI活用やサステナビリティ対応が今後の業界成長の鍵になると指摘。
「展示会があるから日本の産業は前へ進める」と力強いメッセージを送り、業界関係者へエールを送りました。
続いて登壇した平山氏は、「クリティカルシンキング」をテーマに参加型ワークショップを実施。参加者は「展示会の常識を疑う」などのグループワークに挑戦しました。従来の前提や思い込みを取り払う“ルールブレイク”の発想法を学びながら、「来場者ではなく出展者が移動する展示会」「街全体を会場とする展示会」「顔認証による来場者管理」など、自由で斬新なアイデアが数多く生まれました。
さらに、事実から解釈を導き出し、具体的なアクションにつなげる思考法についても解説。参加者はビジネス事例を題材に議論を重ね、論理的な思考力や課題解決力を実践的に学びました。セミナー後の懇親会は、グループの違うメンバーとの交流の場として大いに盛り上がりました。
ワークショップ後の懇親会では企業の垣根を超えた交流が多くみられ、参加者からは、「日常業務では考える機会の少ない展示会の未来について発想を広げることができた」「固定観念を取り払い、新しい視点を得られた」「他社の参加者との交流を通じて学びが深まった」といった声が寄せられました。また、「企画立案や業務改善に活かしたい」「業界理解を深める交流の場としても非常に有意義だった」といった感想も聞かれ、満足度の高い体験となりました。
本セミナーは、展示会が持つ社会的価値を再確認するとともに、変化の激しい時代に求められる思考力や発想力を磨く貴重な機会となりました。
日展協では今後も、業界の発展と人材育成に資する学びと交流の場を提供してまいります。
(人材育成委員会)

提供:ピーオーピー