お知らせ 2021.04.22

日展協は、内閣官房・大阪府・東京都に、展示会開催基準に関する「要望書」を提出しました。

このエントリーをはてなブックマークに追加
一般社団法人日本展示会協会は、新型コロナウイルス感染者数が上昇に転じる中、開催に係る収容率・上限人数のさらなる規制強化によって展示会が成立しなくなってしまうことを危惧し、内閣官房、大阪府、東京都に「要望書」を提出しました。

イベント(展示会)開催基準についての要望書

提出者
-------------------------
会 長  浜田 憲尚
副会長  越野 滋夫
     荒井 一則
     迫 宏治
     吉田 守克
--------------------------
提出先
---------------------------
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
東京都知事
大阪府知事
----------------------------

(本文)

- 感染症対策ガイドラインを遵守して開催している展示会(イベント)の収容率・上限人数及び開催方法に係る現状規制維持のお願い -

謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、新型コロナウイルスの感染者数が再び上昇に転じ、社会生活や経済活動の停滞がさらに長引くことが懸念されます。

我が国における展示会産業の業界団体である一般社団法人日本展示会協会では、昨年来、政府の方針に添って感染症対策ガイドラインを作成し、政府、自治体の要請に沿って展示会を開催してまいりました。コロナ禍にあっても、特に中小企業における出展社・来場者の技術革新や販路拡大を望む声に支えられ、BtoB型の展示会においては2020年7月からこれまで、約200万人が来場してもクラスターを発生させることなく開催することができております。

こうしたなか、東京都において再度の「緊急事態宣言」の発出が検討されていますが、展示会業界関係者は、開催に係る収容率・上限人数のさらなる規制強化が行われ、展示会が成立しなくなってしまうことを危惧しております。

展示会の開催が危ぶまれることは、展示会を活用して商談の機会を見出している我が国の中小企業にとって、その経済的な損失とともに、事業・雇用存続に苦慮することになります。このような状況をお含みいただき、様々な措置においてはご高配賜りたくお願い申し上げます。

今後も引き続き業界をあげて、展示会利用者とともに安心安全な開催を心掛けてまいります。何卒、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
                                              謹白
 (832)

要望書(内閣官房 宛)
 (834)

要望書(大阪府知事 宛)
 (835)

要望書(東京都知事 宛)