日本展示会協会(日展協)は2026年1月8日、東京・千代田区麹町において新年懇親会を開催しました。
堀正人会長による年頭挨拶に続き、来賓を代表して、経済産業省 商務・サービスグループ 文化創造産業課 クリエイティブ産業室長の荻野洋平様より、展示会産業への期待と今後の政策動向を踏まえたご祝辞を頂戴いたしました。
その後、新入会員の皆さまをご紹介し、日展協に新たな仲間を迎える場ともなりました。
続いて、国土交通省 観光庁 国際観光部 MICE室 参事官の西森雅樹様にご登壇いただき、我が国におけるMICE推進の現状と、展示会産業が果たすべき役割について、示唆に富んだご祝辞を賜りました。
最後は、林英雄理事による中締めをもって、会は終始和やかな雰囲気の中、盛会裏に終了いたしました。
今回は、日本を代表する展示会を主催されている、非会員の主催者の皆様をご招待いたしました。
お招きした背景には、日本展示会協会が掲げる「開かれた日展協」という考え方のもと、協会の姿勢や、活動の方向性、そして何よりも“どのような空気感で業界と向き合っているのか”を、ぜひ直接感じていただきたい、という思いがありました。
展示会産業は、主催者一社一社の挑戦と工夫の積み重ねによって支えられ、同時に、業界全体で連携し、声を束ねていくことで、さらに大きな価値を社会に提供できる産業でもあります。
私ども日本展示会協会は、会員・非会員の垣根を越え、業界の未来を真剣に考え、行動するプラットフォームでありたいと考えています。
日時:2026年1月8日(木)17:00~18:30
場所:ベルサール半蔵門
参加者数:計485名(うちご来賓55名)
■堀会長の挨拶(要旨)
新年あけましておめでとうございます。
2026年、日展協は設立59年目を迎え、来年はいよいよ60周年という大きな節目を迎えます。この半世紀余り、日本の展示会産業は社会・産業の変化とともに進化を重ね、日展協はその歩みを支える中核的な存在として役割を果たしてまいりました。
現在、日展協は「開かれた日展協」を掲げ、7つの委員会を軸に、より実践的で機動力のある活動へと進化を続けています。なかでも広報委員会では、新たなメンバーとして「JEXA(ジェクサ)結」が誕生し、次世代の視点と感性を取り入れながら、業界の魅力と価値を内外に発信する取り組みを積極的に展開しております。
(UFI アジア太平洋リージョナルディレクター Mark Cochrane 氏 ビデオメッセージ上映)
世界に目を向けますと、展示会産業は今、大きな転換点にあります。
展示会場面積の拡大、AI活用の高度化、人材への戦略的投資といった潮流が加速する一方で、UFIが示すキーワードは「OUT OF THE BOX」。既存の枠組みにとらわれない大胆な発想こそが、新たな価値を生み出す原動力であると提唱されています。
展示会はもはや「一時的な商談の場」にとどまりません。
人と人、企業と産業を継続的につなぎ、新たな知やビジネスを生み出す“Business Community”を創出する場へと再定義されつつあります。私たちは、この変化を受け身で捉えるのではなく、主体的に形にしていく立場にあります。
2026年には、全国で995件の展示会開催が予定されており、開催件数は着実に回復・成長基調にあります。その一方で、展示会の価値をいかに高め、産業や社会からの認知と理解をどう広げ、さらに展示会を「開催後」まで含めて再活用していくかという課題も、より鮮明になっています。
日展協はこれらを業界共通の課題として真正面から引き受け、「日展協イニシアティブ」として、解決に向けた議論と実践を先導してまいります。
本年も、会員の皆さまとともに、活発な活動と交流の機会を創出し、展示会産業の可能性をさらに広げてまいりたいと考えております。
引き続き、皆さまの変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
本年が、ここにお集まりの皆さまにとって、そして日本の展示会産業にとって、実り多き一年となりますことを祈念し、年頭のご挨拶といたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
以上