1月13日(木)に賀詞交歓会をベルサール東京日本橋で開催いたしました。
日本展示会協会が会員交流の機会を設けるのは2020年新年会以来、約2年ぶりです。定刻には多くの会員が集まり、浜田会長の年頭挨拶に続き、新入会員の紹介が行われ、吉田副会長の中締めまでの間、会員同士の積極的な名刺交換・情報交換が行われました。
なお今回は新型コロナ感染拡大防止の観点から会員限定で飲食を伴わない形式での開催とし、参加人数の制限、検温・消毒・マスク着用の徹底などをおこないました。また、折からの感染者数の増加を考慮し、予定を繰り上げ約1時間で終了することとしました。
日時:令和4年1月13日(木)14:00~
場所:ベルサール東京日本橋 ホールAB
参加者数:257名
浜田会長のあいさつ
新年あけましておめでとうございます。こうやって新年に皆さまとお会いできたのは2年ぶりです。
今また、感染拡大の兆しの中ではありますが、リアルな出会いを追求する日展協として、会員交流の機会を持てたことをまず喜びたいと思います。
昨年は、度重なる緊急事態宣言・まん防の発出の中、日展協にとってはイベント開催基準・人数上限緩和と感染対策に明け暮れた年でした。開催自体が危ぶまれるなか、中止や延期、オンライン開催、ハイブリッド型への移行なども余儀なくされ、リアル開催を大前提にしていたこの業界の存在価値を、出展者からも、来場者からも改めて問われる、試練の1年であったかと思います。
日展協では2020年6月に「感染拡大予防ガイドライン」を策定し、これまでに計4回の改訂を行ってきました。ガイドラインの順守によって、また、ここにいる皆様のご努力によって、我が国の展示会が集団感染を招くことなく、開催してこられたことは大きな成果ではないかと考えております。
また、経済産業省・内閣官房・自治体など連携を密にし、去年1年で計3回の要望書を提出し、展示会を活用して商談の機会を見出している我が国の中小企業にとって、その経済的な損失とともに、事業・雇用存続に苦慮する実情についても、しっかりと訴えてまいりました。
そして今こそ展示会の価値を伝えるべきということで、「MOVE!展示会」(展示会が動けば、経済が動く。)キャンペーンを昨年3月から展開してまいりました。
皆様の日々のご努力によって、コロナ禍にあっても、展示会に対して再び期待が寄せられる状況になっていることは大変ありがたく、アフター・コロナへ向けて飛躍を期するタイミングであると認識しています。
また、デジタル技術の応用によってイベントの高度化が進展するなど新しい潮流が芽生えています。事実、ここへきてIT・デジタル関連の新会員様も増えてきています。
この2年間、海外からの出展者・来場者は激減し、国内においても外出や往来が制限を受けてきました。一日も早く展示会を取り巻く環境が改善することを望むばかりですが、コロナを経て以前にも増して力強いマーケティングツールとして進化するよう業界一丸となって取り組んでまいりたいと思います。
最後になりますが、日展協では、このたび事務局オフィスを移転することとなりました。新しい事務所は2月に稼働を始めますが、これまで以上に積極的な活動をおこなっていきたいと考えております。
皆様のなお一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。