日本展示会協会（日展協）は2024年1月11日、東京・日本橋において新年懇親会を開催しました。

開会に先立ち昨年12月2日に急逝された越野滋夫前会長のご冥福をお祈りして黙祷を捧げました。

年頭挨拶で堀正人新会長は、「展示会業界が次世代にとって魅力のある夢のある、そして希望のある業界であり続けたい」と述べました。続いて、自由民主党 展示会産業議員連盟会長 甘利明様、経済産業省 商務・サービス政策統括調整官 山影雅良様、国土交通省 観光庁 国際観光部長 星野光明様にご登壇いただき祝辞を頂戴しました。

新会員の紹介、芳賀信享副会長による乾杯の後は、会員同士の交流・情報交換が活発に行われ、迫宏治副会長が中締めをおこなったあとも多くの参加者がとどまっている盛況ぶりでした。

　日時：2024年1月11日（木）18:00～19:30
　場所：ベルサール東京日本橋　B2ホール
　参加者数：計492名（うちご来賓31名。前回は計465名）

　※当日会場に「能登半島地震」募金箱を設置、
　　11.600円を「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」（石川県）に振り込みました。


■堀会長の挨拶（要旨）

先ずは、能登半島地震で被害にあわれた皆さまへお悔やみとお見舞いを申し上げます。

越野前会長が会長就任以来、越野前会長と私はたくさんお話しをしてきました。越野前会長の突然逝去され、その後理事の皆さまからのご推薦を受け、甚だ力不足ではありますが、まずはリリーフ役として日本展示会協会の会長という重責を担う覚悟を決めた次第です。

私は2011年以来日本展示会協会の役員、広報委員長やMICE連携委員長などを務めさせていただき、経済産業省、観光庁MICE有識者会議、東京都MICE連携推進協議会、東京都MICEサステナビリティ部会など展示会・イベント・MICE関連団体や行政の皆さまと課題共有と連携をしてまいりました。

展示会が活況を取り戻してきた今、さらなる飛躍が望まれています。未だ多くの厳しい課題がある一方で、まさしく飛躍のタイミングでもあります。

そして、展示会産業が新たなフェーズに立ち、「次世代に向けての飛躍、サステナブルな展示会産業の実現」を目標として、私自身が今まで以上に業界発展のために全力を尽くしてまいります。

そのための具体的な活動方針として、以下の３つの柱で行動してまいります。
（1）次世代に向けた「未来」志向の業界づくり
（2）「開かれた」オープンな業界づくり
（3）課題解決に向けた迅速な「行動」

人生100年時代に、展示会業界も100年を目指し、展示会業界が次世代にとって魅力のある、夢のある、そして希望のある業界であり続けたいと思います。

「展示会は経済を動かすエンジン」をモットーに、日展協は明るく元気に前を向いて頑張ってまいります。そして、展示会をもっともっと元気にするために、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。

以上