日本展示会協会(日展協)は6月3日(水)、RX Japanオフィスにおいて「Global Exhibitions Day 2026」特別セミナーを開催しました。
本セミナーは、UFI(国際見本市連盟)が提唱する世界展示会デー(Global Exhibitions Day:GED)に合わせて毎年開催しているもので、今年は会場参加とオンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式で実施しました。当日は台風の影響もありましたが、多くの会員・業界関係者にご参加いただき、展示会産業の未来を考える貴重な機会となりました。
第1部では、経済産業省 商務・サービスグループ 文化創造産業課 クリエイティブ産業室長の荻野洋平氏が令和7年度に実施した「展示会産業の国際化のための実態把握等に関する調査研究」の概要をオンラインで報告されました。
続いて、調査を受託した株式会社MICEジャパン シニア・アドバイザー 於久田幸雄氏より、調査結果の詳細が報告されました。全国199展示会を対象とした実態調査や、中小企業・スタートアップへのヒアリング、さらにドイツ・韓国・タイの先進事例調査を通じて、展示会が企業の販路開拓、海外展開、地域産業振興に果たす役割が改めて明らかになりました。
第1部の締めくくりとして登壇した堀正人会長は、「展示会産業は感覚ではなく、数字と事実で語れる産業にならなければならない」と述べ、日展協創立60周年を迎える2027年に向けて、展示会産業実態調査の継続的な実施に取り組んでいく考えを示しました。
第2部では、国際交流委員会のクリストファー・イヴ委員長より、GED 2026のテーマである「Exhibitions Drive Opportunities(展示会は機会を創出する)」についての紹介やUFIの最新レポートをもとに、世界の展示会産業の動向についても解説が行われました。
セミナー終了後には活発な質疑応答が行われ、その後の懇親会では会員同士や登壇者との交流が行われました。展示会産業の現状と未来について意見を交わす有意義な時間となり、GEDにふさわしい一日となりました。
今回発表された調査結果は、日本の展示会産業が「数字で語れる産業」へと進化していくための重要な第一歩です。日展協では、今後も会員の皆さまとともに展示会産業の価値向上に取り組んでまいります。
会員の皆さまにおかれましても、調査へのご協力や委員会活動へのご参加を通じて、業界の共通基盤づくりに引き続きご協力いただけますようお願いいたします。
経済産業省「展示会産業の国際化のための実態把握等に関する調査研究」はこちら
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/exposition.html(国際交流委員会)